2015.10.10 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
カタチ
10月に入りました!
一気に秋も深まり、日が暮れるのも本当にはやくなりました。朝、お布団から出られない季節がやってきます・・・(苦笑) 長田です。
前回にひきつづき・・・
高梁市の吹屋地区の愛らしい町並みを少々・・・
昔、食材を保管する蔵や倉庫の壁によく用いられていた海鼠壁(なまこ壁)
ここのお家はここの地区の中でも特に財を得ていた片山家というお屋敷の中の壁のデザイン
よーく見てみると・・・クロスされた■の中の真ん中にある隠し釘の部分のデザインが1棟1棟違っています。
ひとつひとつ手作業でカタチ作られているということを思うと、とってもこだわっていたんだろうなぁ・・・とわかります。
同じ形の連続というものは、簡単に見えますが、同じ形を手作りで続けるということは、とても大変なことだと思います。
↓こちらの壁のデザインは「肉まん」?「しずく」?のような形をしています。
単純な直線ではない曲線でできた形も、ずらっとならぶと一つのデザインとしてとてもきれいだなぁと感じました。
とても緻密で、愛らしく、愛着がわく、なまこ壁に出会えて感動しました。
色々なカタチに出会える町歩き、おもしろいです。
文・写真 ナガタユキ