2015.6.11 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
ぶらり自転車の旅
酒はたしなむ程度がよろしいですが、いつも呑まれる大木です。
近頃は好きで毎日飲んでいた焼酎もほとんど飲むことなく、缶ビール1本でも
落ち着いてしまうようになってしまいました。たまにあるお付き合いなどは要注意です。
休日、天気が良ければ、相変わらず、体力づくりと散策を兼ねて自転車の旅です。
まだ行ったことがないところは、いろいろあるとは思いますが、
今回は県南 岡山市まで行ってきました。朝は8時過ぎ。ルートは旭川沿い53号線をひたすら
下って片道約60km程度です。岡山市街に入ったのは11時ごろ。
とりあえず、見学前に早飯しました。 ここは禁酒会館。
海外の影響で明治のころから禁酒運動が全国的に流行り、大正に入ってからできた建物です。
木造3階建て、洋風建築で外壁はモルタルに粒のような砂利を混ぜて掻き落としたものでした。
昭和に入って食堂を開設し6年にライスカレーを始めたとあります。途中食堂閉鎖後、
今は「ラビアンカフェ」という名でやってます。開店12時からとは知らず、
店のお母さんが「コーヒーができないけどカレーは出ますよ。」
と暖かく出迎えてくれました。店内には古びた当時の「昭和6年のカレー」の
看板が残っていて歴史を感じます。
丁度食べ終えたころにオーナーさん直々のコーヒーも無事にいただき感謝のひと時を
味あわせていただきました。1日10食限定と知ったのはあとのこと。
日本3代名園といわれる「後楽園」です。
岡山藩主池田綱政氏が津田永忠に命じて造らせた庭園だそうです。
綱政さんのお父さんは光政さんであの「閑谷学校」を作らせた人です。
この時も津田さんが直接関わってます。
津田さんはすごい人です。
藩主自らの休息の場として造らせたらしいですが、本当に時代劇に出るような広い庭です。
一つ一つに手の込んだ仕事がみられます。
慈眼堂の大きい石は犬島(瀬戸内)の石を36個に割って運んで復元してます。
流店は来賓や藩内の憩いの場で建物の中に川が流れてます。ここで涼をとったり
水の音や流れを楽しんでいたそうです。花菖蒲は蓮畑がとってもきれいです。
戻り迄時間も限られているので、お茶などをいただき、県立美術館をちょっと覗いては、家つくりの
ヒントを頂戴し、さて帰路の60km。美作周りの峠越えに挑戦。普段車で通っていたので、
焦らず予定の17時に帰宅。次週以降はきっと雨でしょうねぇ。